ワールドフォーミュラをアピールしていこうと、
可能な限りノーマル部品で調整するという方向で仕上げていったので、
色々考えて仕上げたチューニングエンジンにはさすがに勝てません。
かなり楽しいエンジンなのですが、特性の差から、かえって扱いが難しいと感じる可能性もあります。
ストレートエンドで7000rpm以上でセッティングしないといけませんし、
ここ2戦では最高7800rpm程度で調整して使用しています。
参考として、今シーズン使用したワールドフォーミュラの最終仕様を公開します。
記載していない部分の部品はすべて純正無加工です。
1、リミッターカット
ノーマルは7100rpmリミッターが内臓されていますが、
純正で12000rpmリミッターのコイルがありますので、それを使っています。
形は同じですし、点火タイミングも変わりありまん。
2、圧縮比
秋ヶ瀬仕様はシリンダヘッドの面研を1mmしてあります。
最初の扱いにくさから低回転側のトルクが増えないかなー?と思い加工しましたが、
クラッチの調整で解決できそうなので最終的には加工しなくても良かったかも。
K-TAI7時間は、無加工ノーマルヘッドでした。
3、インマニを50mm延長
自分で乗って試してりるわけではないので、正直効果があったかはわかりません。
4、キャブレターをCR-mini MJNに変更
最初はKX21のときから使用していた普通のCR-miniを使用していましたが、
K-TAIで燃費対策をするためにマルチジェットを入れました。
5、点火プラグ
デンソーのイリジウムレーシング27番
6、クラッチの仕様変更
シューの当たり面を切削して半分にし、重量にあわせてスプリングも変更。
秋ヶ瀬のようなコースだと車速が下がりすぎるので、ノーマルより低回転から、
滑らかにつながるように調整してあります。
クラッチのスプロケットは16~26を用意しましたが、最終的に決まったセッティングは
秋ヶ瀬では最小の16Tでした。
7、エンジンマウント
15度?くらいの傾斜マウントです。
ヘッド側を上げげています。
ワールドフォーミュラにはずっとこのマウントをつかっています。
8、オイル
今シーズンもKX21で使っていたときに調子良かったモチュールを使っていました。
300V 4T FACTORY LINE 5W40です。
傾斜マウントにより、水平に置いた場合よりオイルは200ccくらい多く入れています。
多分これで全部です。
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