アクロナイネンクラッチが壊れたり、GX270のクラッチの修理を依頼されたりしましたので、
クラッチについて色々書こうかと思いましたが、
クラッチのメンテナンスや加工は、分解・測定できる道具や加工機械が必要なので、
こうやりましょうって書いても、まず道具からになっいてしまいます。
ダラダラ書いても参考にならないので、ボツ。
来年はディスククラッチを使ってみようと思っています。
ディスククラッチの調整範囲は広く、
ウエイトとスプリングの調整で、路面状態に応じて微調整をすることもできます。
すでに2度テストしていますが、シートのオフセット量や、シートステーが干渉するなど、
ビレルフレームではまともにテストできていません。
現在も予算不足で専用シャーシの完成待ちです。
でも、来年はテストできそうです。
ディスククラッチに対応するシャフトはすべてインチサイズです。
WFやKX21は問題ありません。
それ以外のエンジンでは、インチサイズのクランクシャフトに変更する必要があります。
カート用に関しては、普通の汎用エンジンと区別する意味でも、
SAEインチサイズに統一したほうがいいとは思います。
径は3/4インチと1インチ。19.05mmと25.4mmです。
もうミリサイズが多く流通してしまっているので、これから統一に向けて調整となると難しそうです。
米国製のクラッチを使おうなんて人は多くないでしょうから、日本ではミリサイズでもいいのかなぁ。