来年に向けての準備に入る前にもう一度レギュレーションについて考えてみたいともいます。
1、エンジョイクラス
エンジョイクラスの運用がいまいちです。
レギュレーションの定義は誰でも理解出来ると思いますが、
外見のみの車検では、中身に何らかのチューニングがされていてもチェックのしようがありません。
かといって、車検を厳密に行う為に、エンジンを開けて各部測定するというのも
限られた時間内で行うのは非現実的です。
これは順位よりも、反則もアリ?という前提で走って楽しいかどうかという問題です。
参加者の良心のみで運用するというのでは、まじめにドノーマルで使っているチームにとっては
不公平なイメージがあると思いますので、結果としてスポーツカートから離れてしまうと思います。
レギュレーションを改善してなんとかなる問題ではないので、
厳密にチェック出来ないなら廃止と考えるのが良いと思います
2、チャレンジクラス
ノーマルでチャレンジクラスのワールドフォーミュラというのも変な話ですが、
これは元々の性能の良さが関係しているので、ある程度諦めがつきます。
ワールドフォーミュラのもてぎロードコース公式ベストは2'45.037です。
同じ200ccクラスであれば、チューニングエンジンでも今年は同じくらいのタイムでした。
気になっているのは、270ccの割合。
今年のK-TAIではチャレンジクラス270ccの割合はなんと62%(週間オートスポーツ9/2日1266号より)
基本性能の高さから、来年はさらに増えそうです。
せっかく200ccクラスが各社そろったのに、どうするの?というのが個人的な考えです。