K-TAIのレギュレーションではインジェクション禁止となっています。
今後どうなるかはわかりませんが、インジェクションでテストした方はいるのかな?
レギュレーションで駄目だとわかっているものをテストする方はいませんね・・・
SUBARUには、EX21EFIという200ccクラスのインジェクションが存在します。
スバルの方式は、スロットルボディーに負圧式の燃料ポンプと、燃圧レギュレータを搭載して
インジェクタに燃料を供給しています。
噴射信号はイグニッションコイルのキルスイッチにつながる端子から、点火信号を取っているようです。
噴射タイミングと燃料噴射量を調整する?基盤がありますが、どのように動作しているかはわかりません。
電源はフライホイールについている発電コイルから取れるようで、外部電源は必要なさそうです。
わかる人はわかると思いますが、
カート用は一定回転で使うのではなく、幅広い回転数で使用するので、そのままつけただけでは
まともにまわってくれない可能性が高いです。
一応特性をセットアップするためのオプションはあるようですが、多分対応していないと思います。
この点を解決するには、制御基盤ごと作り直すとか、
噴射量が足りないならインジェクタの穴を少し大きくするとかして噴射量を増やすなどの対策も必要です。
スロットル開度センサはあるのかな?なければ追加する必要がありそうです。
一定回転数ではなく、加速と減速があるので、回転数とスロットル開度だけで燃料量を計算するのは難しそうです。
補正にはエアフロセンサとか空燃比計が欲しいです。
HONDAのiGXシリーズはさらに進化していますが、
カートにつかえるモードがあるとは思えません。
最大6000rpmなんて設定はどう考えてもないですね。
とりあえず、スロットルボディーと燃料系のメカ部は流用可能なのですが、
肝心の制御部はカート用に設定したECUに作り直す必要がありそうですし、
追加でセンサを増やすとなると、やっぱり面倒です。
インジェクションの調整にはエンジンダイナモやシャーシダイナモで開発しなければいけないので、
とても高コストになってしまいます。
コメント
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