錆と亜鉛メッキをはがします。錆取り剤とか色々ありますので、鉄を痛めないものが良いです。
鉄の地を出して軸やヘッドを軽く研磨します。
これは鉄のワイヤーブラシで十分。
私はねじ山も修正します。
よく切削ダイスやさらいダイスで修正する人がいますが、あれは間違いです。
確かにきれいになりますが、使用済みボルトはピッチも若干ずれるので、変形部分を削ってしまうと強度が落ちてしまいます。
正しくは、製造時と同じ転造で修正します。
さすがに1サイズ数万もするものは普通買えませんね。
なので、通常はねじ山はワイヤーブラシで掃除する以上のことはしない方が良いです。
ねじ穴の方も修正するのですが、こちらも切削タップではなく、歯のない転造タップを使います。
普通は修正するほど狂わないのですが、古いエンジンだと元々タップ精度が悪かったりするので、
できれば修正した方が良いです。ねじ山が崩れていたら、迷わずリコイルです。
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