純正ナットについてはC100をいじってる時からどうなんだろう?と悩んでいるのですが、
いまだに正解が出ていません。
古いエンジンの再組み立てで、一般サイズのナットは再利用しない!
という自分ルールがあるので、必ず交換します。
旧型番のNH6は、現在は94001-062000Sです。
違いは、寸法と硬さ。
NH6はナットの厚さが5.5mmあります。
94001-062000Sは5mmです。
薄くなった分も考慮しても、強度の心配はありません。
94001-062000Sのほうが若干硬いような気がします。
あとは見た目の問題。
5.5mm厚のナットは、いかにも当時物という程良いバランスがあります。
見えない部分であれば目的にあわせて高強度ナットを使っても良いのですが、
ジュノオのエンジンやミッションには、大量のスタッドボルトをナットで締めているので、
スタッドボルトの頭が0.5mm多く露出してしまいます。
ナットの厚みと、スタッドボルトの見え方のバランスは、
何度検証しても、純正のナットのほうがきれいに見えます。
座面や面取りの具合とかもやっぱり純正のほうがよさそうです。
5.5mm厚ナットは一応純正部品で出ています。
90230-087-000
見た目もそっくりですが、かなりお高いです。
もしかしたら鋼かも。
見た目と機能を両立する場合、
一般品の鋼のナットで、
スタッドボルトの突き出し量にあわせて厚目のワッシャーを使うのがよさそうです。
元々やわらかくて薄いワッシャーでは機能不足な感じもあります。
WP6は1ミリ厚の鉄ですので、1.5mm~2mmのワッシャーがちょうどよいです。
JISだとM6は1mmですが、ISOだと1.6mmになります。さらに厚いと2mmや3mmも一応入手可能です。鋼は2.3mm前後です。
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