現物を見て、ナルホドという工夫が各所にあります。
まず、ノズルガイドとMJNニードルのクリアランスがとてもよく出来ています。
ガソリンで濡れると、流体膜が形成されて、ほとんど接触せずに密閉性を維持できます。
普通のキャブレターの場合、全閉~極小開度でもニードルから少量のガソリンが出るのに対し、
MJNの穴の数に比例してガソリンが噴射されます。
各種センサとアクセル開度との関係を割り出せれば、燃料使用量も比較的正確に計算できるかも。
ノズルの穴の径も少し違うようです。
小開度は小さく、全開側が少し大きくなっています。
100ccくらいを目安に設計されているのですが、
KX21やWFでCR-mini MJN を使っているチームはうまくセッティングできているようなので、
中間開度をほとんど使わないカートではMJで調整できそうです。
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