カート用４ストロークエンジン作業記録

エンジンマウントプレート

材料が届いたので早速製作。A2017（ジュラルミン）です。

前後の移動量がよくわからないので、とりあえず6mmピッチで８ポジション使用できるようにしました。

合計20箇所も手でタップを切ると疲れます。

さすがに、タッパーは欲しいと思いました。

位置決めもCNCで・・・というのは贅沢ですね。でもそのうち・・・

20mm厚で1キロ以上あるので、時間があるときに軽量化版も作ります。

これで今回予定していた一通りの作業は完了かな？

あ、肝心のエンジンメンテがまだ手付かずだ・・・

 

 

シートの穴埋め

クラッチと干渉して穴が開いたシートを穴埋めしました。

塗装が完全に硬化したら、シートを取り付けて完成かな？

エンジンマウントの位置決めもしないといけないので、まだまだ作業はたくさんあります。

塗装して仕上げ

こんな感じ。

ここだけだと塗料が余るので、他にも気になるところを塗り塗り。

なんだかフレーム全塗装したくなってきた。

金属だから熱を入れられるので強制乾燥。

午前に塗装したので、もう触れます。

 

フレーム溶接修理

一応テクノポリスでは溶接も出来ます。

元々クラックが入ってた可能性があり、ぽっきり折れてしまったシートステーを溶接しました。

TIG溶接なので盛ってません。溶け込みは十分なはずなので大丈夫かな？

明日叩いてみて大丈夫そうなら塗装して仕上げちゃいます。

素人溶接だからこんなもんか。

もっこりしてるのは、穴埋め部分と、元から付いていた溶接です。

新東京の写真２

 

オレンジと黒は塗りで、クリヤー無しのソリッドですがテカテカです。

でも、良く見ると素人塗装・・・

 

走行後、特にダメージ無しでしたので今回は補修の必要はなさそうです。

タイヤとの接触跡はありましたが、溶剤で拭いたら綺麗に取れました。

この塗料は少量なら溶けません。

 

今回のエースエンジン。見た目はCR-MINIが付いている以外はノーマル。

中身は部品交換と調整のみで、簡単な加工以外していません。

クランクケースカバーのボルトを、インチからミリに変えたぐらいです。

シリンダーのホーニングとバルブシートの調整は自社設備で出来ますが、

工具が高いので、普通は内燃機屋さんに頼んだ方が確実です。

現状のエンジンなら、組み立て技術さえあれば、誰でも同スペックのエンジンになります。

今回は最大8600rpmまで使っていました。

いいタイムが出ている周回は平均8500rpmくらいです。

270ccとのパワー勝負にこだわり、高回転でかなり濃い状態ですので、

このエンジンでは4回給油は無理です・・・

新東京の写真１

http://blog.livedoor.jp/sportkart_info/

スポーツカートのブログから

この角度からだとエンジンが見えない・・・

フロントにステッカーがあるからいいか。

 

スタート直後１コーナー

グリッド2番手からですが、すごいGX270に囲まれています。

 

AS東日本シリーズ第4戦（新東京）

高回転エンジンの実力を新東京で試してみたいという事もあり、エースエンジンでの参戦。

グリッドは2番目という幸運。

しかし後ろには怖い270ccが・・・

 

SCは多くでましたが、給油可能台数少ないのでタイミングが難しい。

でも、しばらくトップを独走できてよかったです。

 

タイミングよく給油を済まし、入賞を狙える位置にいましたが・・・

チェーンはずれで後退。

 

その後は問題なく周回し、10位完走。

 

高回転エンジンなら、GX270にも・・・という希望もあったけど難しい。

チームとしては攻めのレースを好みますので、

信頼性を維持できる限界を見極めるまで高回転化するつもりです。

10000rpmオーバーでダメなら諦めがつくかな？

 

言い訳になりますが、

エンジンマウントの見直しも必要だし、フレームに難が・・・

エンジンの前にやる事はいっぱいです。

カウル塗仕上げ

雨の影響で滞っていた塗装が完了しました。

時間的にツブ取りはできていないし、すこし不満が残る仕上がり。

やっぱり塗装ブースが使える場所が必要ですね。

 

PP、PEに塗れるところは少ないし、カート用ステッカーを使うかの好みは別れるけど、

やっぱり塗りで全体に色付けできるとすごく綺麗です。

 

樹脂のザラザラを消したり、強度を塗料の層にも持たせるために厚塗りとなっていますが、

次は工程も考慮した薄塗りにチャレンジしてみたいです。

中古カウルはいくつかあるので、早めに実験してみます。

未使用の新品カウルに一発で仕上げることが出来れば、

ステッカー＋α程度のコストに・・・抑えるのは厳しいか。

新東京に向けて

今回はカウルの再塗装とエンジンのメンテ

 

カウルは傷んだ部分だけでもよかったけど、K-TAI前の塗装が気に入らないので、

全部塗りなおし＋一部黒で塗ります。

今日、下地の最終調整が終われば塗装に入れます。

 

エンジンは、K-TAI仕様のまま。

しばらくクリアランスを測定していないので、いちどバラして確認する必要があります。

塗装ほど時間はかからないので来週の予定。

今週のAS（8/18&25日1311号）

いつものカートコーナーな感じでK-TAIについて掲載されていました。

良く見たらオレンジの車両が・・・

GJC車両が写っている写真が掲載されていました。

 

しまったー。フロントのブリジストンのステッカーが目立っている。

Briggs & Strattonのステッカー用意しておけばよかった！

でも翌日KX21で使用する車両だったので、今回は仕方なかったかな。