カート用４ストロークエンジン作業記録

CR-miniを試してみる

まず、スターターモーターのネジ穴をリコイルしておきました。
ネジ穴とかはこれで問題ないでしょう。

キャブレターの調整をしたいのですが、メインジェットもニードルもありません。
しかたないので、とりあえずCR-miniをつけてみました。
径は同じ22ですし、MJも100番とノーマル状態でPD22に近いのでそのまま回してみます。
よく回ります。

でも、3/4〜全開が使えません。メインジェットだけの問題じゃないのかな？

ファンネルサイズの調整やチャンバーとか必要だと色々面倒です。

燃費を稼ぐなら、ノーマルやEX27用などの汎用エンジン用キャブや、
１８mmとか20mmの二輪車用キャブも検討したほうがいいけど、
低回転から高回転までフラットなトルクの方向でということなので、
22mmからの大口径で調整して各ドライバーのタイムとフィーリングからトータルバランスの良いものを選びたいです。

CR-miniはデータの少ないキャブですので、燃費の方向性はわかりません。
テストしてみてそこそこ良ければ採用しても良いかな？

無負荷ですので、うっかりオーバーレブしないようにKX用のタコメーターを注文しておきます。

第二回公開練習

本日は練習走行の日です。
軽いセッティングくらいしかすることは無いのですが、
自前の工具一式を持っていくことにしました。
総重量30キロを超えるので、次もって行くときは減らしたほうが良さそうです。

当日はピットやコースの様子を確認して、他のチームの見学です。
ピットには100Vと200Vの電源があり、エアーも使えました。
発電機やコンプレッサは必要ないので、かなり楽です。

待ち時間は近くのチームの見学です。
GXを使っているチームや結構派手に改造しているチームもあり多種多様です。
ほぼノーマルエンジンでも、ドライバーの腕の差か、シャーシセッティングの差かわかりませんが、かなりいいタイムを出しているようでした。
レンタルカート用のタイヤだと5秒くらいは差がついちゃうのかな？

本日走行する2名のドライバーは初もてぎなので、今回はタイムよりもコースを覚えるのと、エンジンのフィーリングの聞き取りからデータ収集です。

前半はがんばって攻めてもらって、１０週くらい消化
後半はキャブレターのニードルクリップを1段下げて走ってもらいました。
少し難しいセッティングになってしまったようで、2名のドライバーで感触が違うようです。
遅くなったと、少し早くなったという感想に分かれました。

個人的な見解では、まだ少し薄いのと、エンジンのレスポンスが悪いようです。
燃費も重要なので、薄くても十分なタイムが出ればよいのですが難しいです。

ダウンヒルで最大6300rpm回りましたが、音で判断する限りはエンジンに異常はなさそうです。
他のチームより少しエンジンが静かかな？という感じはしました。

特にトラブルもなく、無事終了して良かったです。次回までに色々やりたいことはありますが、予算と時間を考慮して確実に進めたいです。

製作したインマニは特に問題なさそうでした。
走行後、気化熱で冷たいくらい冷えてました。これならキャブレターに熱は行きませんね。

早起きしたので、疲れが出たか、帰りは眠気がひどかったです。
次は眠気覚ましとか持っていったほうが良さそうです。

インマニ完成

溶接機の調子が悪くて溶接はきれいじゃないですが、完成しました。
茶色いのはそのままだと錆びるので、防錆皮膜をつけている影響です。

ネジもとりあえず確認だけなので適当です。
スタッドボルトとガスケットを作れば完成ですが。このキャブレター大丈夫なのかな？
スロットルと加速ポンプのワイヤーの長さが微妙におかしいので、どちらか作り直したほうがよさそうです。

エンジン単体でテストするためのスタンドも作ったほうがいいかな。
スロットルのほか各種メーター類もつけれたら便利かも。

ロッカーアーム交換

プレス品から鍛造品に変更しました。
デコンプにも届いているので問題なさそうです。

コストダウンの為か、いつからかプレス品になったようです。
パーツリストを見るとKX21に限らず同じ部品を使う全モデルが変わっているようです。
でも、違いによる性能の差はわかりません。
6000rpmくらいまでならあまり変わらないような気がします。

エンジンを開けてみていろいろ気になる点が出てきましたが、
もう少し検証してみます。