カート用４ストロークエンジン作業記録

秋ヶ瀬第２戦に向けて

秋ヶ瀬シリーズではGJCで、エンジン交換ピットスタートでアクセルワイヤートラブル。

ASシリーズでは幕ぴさんで燃料系トラブルとアクロナイネンクラッチ破損。

どちらも優勝候補チームだったのに、初戦でがっかりな結果となってしまいました。

　

今回は秋ヶ瀬・AS併催ということで、参加台数が多いし、270ccの参加も増えています。

GX270が今回少なくとも４台走るのはわかっていますので、表彰台独占されちゃったらどうしよう。

でも、目標は当然優勝です。

　

前回のファステストが31.350

今回はファステストが30秒台で３回給油を維持できれば、レース展開次第でなんとか勝てる見込みがあります。

キャブレターはKX21でかなりいい性能を出してくれたCR-miniをつける予定です。

CR26も試してみたいのですが、時間が無いので今回はボツかな？

楽しそうなプロジェクトが・・・

いつもどおりbligめぐりしていたところ、楽しそうなプロジェクトが始動していました。
　
ToyDeviceDesign
　
デジタルCDIにレブリミッタというチューニングエンジンには必須の機能の開発を進めているようです。
　
点火システムといえば永井電子とか DYNATEKとか実績のあるシステムがありますので、これらをお手本にして作ってみようとは思っていました。
　
KX21を使い続けるか、EX27やGX270に移行したならやっていたかもしれませんが、
WFが使用できるようになって封印となっていました。
　
いまからやるにしても、テストする時間が無いし。そもそも予算が無いので、スタートすらできません。

コツコツ部品を作っています

土日でインマニの延長アダプタをつくってみました。

効果はよくわからないので、30mm、50mm、100mmの三種を作ってみました。

連結できるので、80mmも可能です。

予測では低回転のトルクが多少は増えると思います。

　

シューを加工したクラッチもいい感じのようです。

秋ヶ瀬のきついコーナーでもうまくつながってくれそうです。

もうアクロナイネンに頼ることはなさそうです。

　

圧縮比も調整したほうがよいのかも。

標準のガスケットの厚さは1mmなので、薄くは出来ます。

面精度を上げれば、メタルガスケットも使えると思うので、検討したいです。

本庄サーキットテスト

奇跡的な快晴に恵まれ、最高のテスト日でした。

参加したエンジンの中で、明らかに早いのはGX270とWFでした。

　

GX270は2台参加で標準的な高トルク低燃費エンジンのようでした。

どちらも安定してタイムが出ていたので、標準的なタイムとして参考になります。

　

すごく速かったのが、チューニング？WF。

でも、Technopolisのエンジンではありません。

２ストロークチャンバーを使い、キャブレターはCR-miniのMJNに変わっている以外は基本的にノーマルのままだと思います。

あとインマニも少し長いものになっていましたので、低回転のトルク不足を補っている可能性があります。

シャーシのセットアップや腕の差もあると思いますので単純に比較できませんが、GX270と良いレースが出来そうな仕上がりです。

　

WFは標準で性能頭打ちではなく、給排気の違いだけでもまだまだ伸びそうです。

秋ヶ瀬まで時間が短いですし、とりあえず出来ることをやっておこうと思います。

キャブレターをなんとかしたい

KX21で使用したCR-MINIが調子良かったので、WFでもテストしてみたいです。

WF用にもう一個ほしいなぁーとは思っていますが、テストできる余裕がないので、そのままです。

たぶんCR26でもいいパフォーマンスが出ると思います。

せっかくなので、まだ持っていないCR26を仕入れてみようと思います。

もともと良く回るエンジンなので、低回転重視でセッティングしてみたいです。

　

オーバーテイクボタンとか進化したらそのうち電子制御に落ち着いちゃうんだろうなぁ。

インジェクションが禁止なので燃料系のハイテク化はどうなんでしょう。

レギュレーションで禁止される可能性があるので、開発できるのは相当資金力のあるところだけになりそうです。

　

PGM-CARB程度のものは、やろうと思えばできますが、つくったらいくらくらいになるかな？

目安となるのはFCデザインのインジェクションキットでおよそ30万

キャブ用に複雑なメカ部も必要になるし、インジェクタとちがって噴射量をデジタルに制御できないから空燃費のデータが必要になるし、専用にコンピュータとソフトウエアの開発もしないといけませんので、普通にやったら安価どころか、同価格も無理ですね。

　

普通にキャブだけでもセッティングが決まれば十分にエンジンの性能が出せますので、

それに燃費モードをつける程度と考えたら高いものになってしまいます。

　

一応興味はあるから、メカ部の設計まではやってみよう。

クラッチの特性

World Formulaのクラッチの特性が低速コースに合わないので、加工してみました。

摩擦を減らすように接触面をおよそ半分にまで減らして、低回転で引っかかりにくいようにしてみました。

もしかしたら、スリップしすぎてうまく加速しない可能性もありますので、方向性が正しいか早く確認したいです。

　

シューを削ったので、さらに高回転側になってしまっては困るので、低回転側のスプリングを使用するつもりです。

　

本庄テストで試せるかな？

ペダルスペーサーもうすぐ形になります

せっかくなので、こっちに細かい事を書いておきます。

　

ペダルスペーサーのアイデアをチームリーダーから頂いたのですが、そのままだと色々問題があるので、試作と細かい部分の調整を進めています。

追加の材料が届き次第最終形の試作をする予定です。

　

World Formula ＋ディスククラッチ専用シャーシも一応進んでいます。

せっかくシートステーを溶接したのですが、色々考えた結果、溶接ではなくフレームに締め付けで固定することにしました。

日本の小さなコースで走らすのにアメリカンな味付けでは難しいと思いますが、できるだけ良い特徴を残した仕様に仕上げたいと思っています。

　

ゆっくりですが、ほかにも色々進めているものがあるので、来年にはなんとか形になるかな？

最終目標は打倒270cc！

こちらも閲覧件数が多い

今気がついたのですが、意外とこちらの閲覧件数が多いのでびっくりです。

robots.txt でサーチエンジンへの登録はありませんが、ブックマークと思われるトップページと各記事へのアクセスが定期的にあります。

　

複数のところに書くのは面倒ですが、細かいネタを期待している方もいるのかな？

スパ西浦まであと1ヶ月

エンジン復旧も、新エンジンもまだグレーな状態です。

部品については、なんとか間に合いそうですが、

クリスマスをはさむ関係で直前まで到着しない可能性もあります。

それに、復旧しても元の性能を取り戻せるかは不安です。

　

WFはまだ販売していないエンジンということで、時間については割り切っています。

でも、エンジン以外の部分については色々すすめておく予定です。

　

KX21のバージョンアップも計画していますが、

クランクケース割れのリスクはどうしようもないので、性能をどの程度で抑えるかという問題が残っています。

やっぱりEX27なのかな。

壊れたエンジンの分解

フライホイールがはずれないとおもったら、回転止めのキーがちぎれてフライホイールが回ってました。

フライホイールも駄目です。

　

これはあきらめた方が良さそうです。

　

ドル価格だと安いので、なんとかなりそうな気がしますが、

日本国内価格は輸送費や、在庫コストなども加算されます。

ドル価格の1.6倍が目安ですので、かなりかかってしまいます。

それでも、ほとんどの部品がHONDAやSUBARUより安いです。